GWの旅 10 東山地区 

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四街道の少人数制学習塾 まえだ塾です!
今回は、京都東山地区です。
まずは、地域の確認です。

この東山は、「東山文化」として習うことで、中学生は耳にしますが、その東山文化を代表するのは、銀閣寺です。でも銀閣寺は、この東山地区に入ってないんですね。
まずは、この地区の代表格、清水寺に。

ここが清水の舞台ですね。修学旅行定番のスポットです。ですが、教科書には出てきません。
清水寺は、南都六宗と言われた「法相宗」に属しており、かつて真言宗を兼ねてもいました。明治時代に、法相宗だけに絞りましたが、戦後「北法相宗」という新しい宗派が出来、今はそれに属しています。
この清水寺、坂上田村麻呂が作った寺です。
坂上田村麻呂は、平安時代初めての征夷大将軍に任命された人として中学歴史で覚えなきゃいけない人物の一人です。
本堂は釘一本も使用しない、舞台造です。

参道である清水道は、大混雑です。

次は、建仁寺です。
建仁寺は、鎌倉時代に興った新しい仏教の1つ、禅宗の臨済宗を開祖した栄西が建てた、建仁寺派の総本山です。
今回の狙いは、俵屋宗達の風神雷神図屏風です。

お土産の手ぬぐい買って、額に入れ、塾に飾っています。左が雷神、右が風神です。小さいころ、雷の神様と言ったら、なんか背中に太鼓のようなものを背負っていましたが、宗達の絵が影響しているのかも。
俵屋宗達は、江戸時代初期に活躍した天才画家で、天皇陛下にその才能を認めらる逸材でした。
でも絵だけ見たら、「千鳥の鬼レンチャン」みたいですね(笑)

そして八坂神社です。
平家物語に「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり」との一説があります。
祇園精舎は、インドにある寺院のこと。ここから、この八坂神社が祇園さんと呼ばれるようになりました。そして祇園祭りが生まれます。こうして、京都のこの一帯は祇園と呼ばれるようになります。

八坂神社は、中学の歴史の教科書には出てこないので、これで終わりです。


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