GWの旅 1 東大寺(南大門)

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四街道の少人数制学習塾 まえだ塾です!
当塾は4月29日(月・祝)~5月5日(日)までGWのお休みを頂戴しておりますが、この休みの間に奈良・京都に行ってきました。
少しずつ、報告します。

1回目は、29日(月・祝)に訪れた奈良です。
私も高校生の時に、奈良公園に行った記憶があります。
しかし、全然歴史にも興味なく、シカにせんべいやるので忙殺されていました。

今回行ったのは、その奈良公園の真ん前「東大寺」からです。

まずは東大寺の説明から。
奈良時代(710年~794年)の84年間、奈良の平城京を首都としていました。その中で、中学の教科書に出てくる天皇が聖武天皇です。
聖武天皇が天皇になられた時期は、日本は危機的状況にあったんです。
飢饉に加えて、疫病が大流行。いわばコロナが流行った感じです。
これはやばいってことで、仏教にすがったんですね。
ただ権力はあっても、仏教のことはご存じない。そこで、日本で一番仏教に詳しいのは誰だ?と聞いたら、家臣が行基ですっていうもんだから、「よし行基をアドバイザーにしよう」ってことになったんです。そして、全国に国分寺・国分尼寺を作ったんです。その頂点であり、国分寺として作られたのが東大寺。
京都の寺院は、ほぼすべてこの東大寺が発祥と言っても過言ではないです。
熱くなって書きすぎないように、これで終わりですが、ここから日本仏教が始まったと言える背景を是非大人になってから勉強してほしいです。
東大寺と言えば、大仏・南大門(金剛力士像)・正倉院です。
TOPの写真は、南大門です。平城京は、東西南北をしっかりとって、陛下のお住まいを南から上がって北に向かう感じになっていたんですね。
その南大門に、巨像(金剛力士像)を作ったのが、運慶です。まじでガンダムです。これはさすがに1本の木からくりぬいてはいませんが、いくつかのパーツを、現場で組み立てたんですね。
身長8.4mだそうです。全国に仁王門があれど、やっぱり東大寺の仁王門ですね。

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