夏休みの旅行②

運営

四街道の少人数制学習塾 まえだ塾です!
夏休みには、富岡製糸場にも行きました。
先に記事にしていますが、足を延ばして立ち寄った御巣鷹山から割と近くにあるんです。

まず、富岡製糸場について簡単に説明します。
江戸時代に、欧米の近代化された国力を見せつけられた「お侍さんの国」日本は、明治維新で大転換を図ります。経済・文化だけでなく、国家の天皇以外のあらゆることがごっそり変わるような大変革。
日本は、富国強兵を目指し、渋沢栄一が国の財政状況をいち早く把握し、資金集めや収支計算などをしっかりする仕組みを作ります。
そして今でいう国営の工場富岡製糸場が1872年に生まれます。

現代では、工場設立は「出荷しやすい場所」を選ぶのが常道ですが、当時は原料のとれる場所に工場を建立していったようです。そこで富岡製糸場は、蚕のとれた富岡に工場を作ったんですね。
よく間違えちゃうのが、製糸業と紡績業です。紡績は、綿花から綿を取り出します。製糸は、蚕から絹糸を取り出します。出来た製品も「綿製品」か「シルク製品」か違いははっきりです。

こちらは、木村拓哉さんの出演されたドラマに出てきた(そのドラマ知りません)レンガ造りの「眼鏡橋(碓氷第三橋梁)」です。富岡製糸場から少し離れたところにありますが、ここは軽井沢と富岡(実際には横川)を結ぶ線路の陸橋です。
歴史的な場所で、富岡製糸場と軽井沢を結ぶ、国の重要路線だったんですね。
ただ傾斜がきつくて、登山用の列車仕様(アプト式)になっていたんです。今は、線路はなくなっちゃったから見れないのが残念です。

タイトルとURLをコピーしました